「商品に縛られない営業を貫く」
物流レンタルの未来へ、ゼロからの挑戦
「営業は与えられた商品を売るだけの仕事ではない」。そう語るのは、日建リース工業で物流レンタル事業の立ち上げから第一線で活躍してきた西村介宏さん(パレット営業部・部長)。
現場経験を活かして生まれた提案や商品が、実際に全国の物流を支えている。今回は、20年以上にわたるキャリアの中で貫いてきた営業哲学と、これからの物流レンタルの可能性について伺いました。
引用元:日建リース工業公式サイト
https://www.nrg.co.jp/nikkenlease/butsuryu/
多様な現場の課題を解決する
日建リース工業は、建築資材から物流機器まで、幅広い分野でレンタルサービスを展開し、顧客の業務効率化と課題解決を支援している企業です。中でも物流機器レンタルは近年注目されている成長分野のひとつで、提案型営業としてのやりがいを感じられるフィールドです。
建設・介護・イベントなど多角的な事業基盤を持ち、景気変動にも強く、安定して挑戦できる環境が整っています。営業経験を活かし、さらに成長したい方に最適な舞台がここにあります。
現場発のアイデアが全国に広がっていく
大学卒業後はプラントメーカーで官公庁営業に従事するも、環境を変えたいという想いから日建リース工業へ転職。現場経験を通じて得た視点を武器に、物流機器のレンタル営業という新たな領域で第一線を走り続けてきた。
2024年には新設「パレット営業部」の部長に就任。営業・企画・提案・市場開拓すべてを担う、「ゼロから部署を創る」挑戦に取り組んでいる。
物流レンタルとの出会いが、自分らしい営業への再出発だった
そもそも、営業という仕事を選んだ理由を教えてください
学生時代から人と話すことが好きで、サークル活動でも初対面の人と関わるのが楽しかったんです。なので、就職も自然と営業を志望しました。「会話が仕事になる」こと自体に魅力を感じていましたし、今振り返っても自分には合っていたと思います。スノーボードのインストラクターをしていた頃も、やっぱり人との関わりが一番のやりがいでしたね。
前職ではどんな営業をされていたのですか?
前職は大型の生産設備やインフラ施設を設計・施工するプラントメーカーで、営業先は官公庁が中心でした。役所を回って名刺を配り、入札の情報を集めて、資料をつくる。淡々とした業務が多くて、お客様との会話もほとんどなかったんです。人と向き合う仕事がしたくて営業を選んだのに、それが叶わない環境でした。業務内容だけでなく、人間関係の問題もあり、転職を決意しました。
日建リース工業との出会いはどんな形だったのでしょう?
実は転職活動中、派遣アルバイトをやっていたんですが、そこで訪れた現場で、今の日建リース工業の物流機器を使っていたんです。使い勝手がよくて印象に残っていたんですが、その数ヶ月後に「その製品を扱う会社が営業職を募集している」と知り、面接を受けました。まさに自分が現場で使っていた製品を今度は提案する側になるという、ご縁を感じる転職でしたね。
現場経験を武器に、「ないものをつくる」営業へ
西村さんのパレット営業部とは、どのような事業部なのでしょうか?
私たち物流事業本部は、日建リース工業の中でも新しい領域を担う部署です。中でもパレットという物流機器は、これまで“倉庫での保管用”として使われてきましたが、近年では流通過程(運送)で使うニーズが急拡大しています。
背景には、2024年問題(物流業界の労働時間規制強化)への対応として「バラ積み・バラ下ろし」の作業を減らし、パレット輸送で効率化しなければならない、という現場の強い要請があります。
もともと当社は保管用パレットのレンタルには実績がありましたが、流通用途では後発。その分「他社にない商品」「他社が扱っていない方法」で勝負しようと、2024年にパレット営業部を新設。今まさにこの流通パレット市場でポジションを確立しようとしている最中です。
部長として、どのような業務に携わっているのでしょうか?
現在は営業戦略の立案から、提案資料の作成、現場訪問、システム改善のヒアリングまで、すべて一人で担っています。まだ立ち上がったばかりの部署なので、いわばゼロからの構築フェーズ。もちろん大変ですが、「自分のつくった仕組みで全国が動く」という感覚があり、やりがいは非常に大きいです。協議会や本社交渉も多く、提案相手のスケールも広がりました。
営業スタイルで大切にしていることは何ですか?
私は「今ある商品を売る」ことよりも、「今ない商品を提案してつくる」ことに面白さを感じています。物流の現場は常に変化しているので、必要とされるモノも進化していく。その時に、自分で考えたアイデアが会社に採用されて、新しい商材として全国展開されることもある。この自由度こそが、物流レンタル営業の魅力だと思っています。
提案が「仕組み」になる。だからこそ営業が面白い
営業として、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
現場で感じたニーズをもとに提案した内容が、実際に商品や契約スキームとして形になり、全国で使われていく。そんな瞬間に立ち会えるのが、この仕事の大きなやりがいです。私自身、過去に考えた運用方法が全国展開されたり、自分発案の商品がカタログに載ったこともありました。「営業=売るだけの仕事」という枠を超えて、「創る側」として関われること。それが日建リース工業の物流営業の面白さです。
挑戦や提案に対して、会社の制度や風土はどう支えてくれますか?
正直、物流レンタルの事業部は、まだ会社全体の中では大きな比率ではありません。でもだからこそ、これからをつくるフェーズなんです。新しい提案や制度は、むしろ歓迎される文化があると思います。トップダウンで「変える」というより、現場からボトムアップで「創る」ほうが早い会社ですね。クリエイター的な視点を持った営業には、ぴったりな環境だと思います。
これから一緒に働く仲間に、どんな人が向いていると思いますか?
世の中の変化に敏感で、常に「もっと良くできるんじゃないか?」と考えられる人には最適な職場だと思います。逆に、与えられた商品だけを売ることに満足する人だと、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。何かを変えたい、新しい形を作りたい、そんな思いを持っているなら、うちの物流レンタル営業はすごくフィットするはずです。
「今あるもの」ではもう戦えない。
だから「次」を考えられる営業が必要
今後の物流レンタル業界は、どのように変わっていくと考えていますか?
少子高齢化やドライバー不足などの影響で、物流の現場はますます省人化が求められています。今ある商品だけでは、いずれ需要に限界が来るのは明らかです。今後は、伝票の電子化やサブスクリプション契約、さらにはロボティクスとの連携など、新しい仕組みをどれだけ早く提案できるかが重要になってきます。私たち自身が変化の起点にならないと、未来は開けません。
レンタル営業という仕事で、これから生き残るには何が求められると思いますか?
物流もレンタルも、実はまだまだ「未成熟な市場」なんです。だからこそ、やり方や仕組みを自分たちで作る余地がある。言われた通りに動くだけの営業ではなく、「新しいルールを自分たちで作っていく」という視点を持てるかどうか。これは、これからのレンタル営業に求められる姿勢だと思っています。
これからの物流レンタルを担う人材に、どんな期待をしていますか?
私たちは「あるものを売る」会社ではありません。常に「今、何が必要か」を自分たちで考え、必要ならば商品や仕組みを自ら作っていく。そんな営業の面白さがこの会社にはあります。業界未経験でも構いません。むしろ外の視点を持っている人にこそ、飛び込んできてほしいと思っています。
だからこそ、挑戦が面白い
営業という仕事は、与えられた商品をただ売るだけではないはずです。今あるモノに縛られず、お客様の課題に合わせて新しい提案を考える。それが形になり、現場で活用され、さらに全国に広がっていく。その過程にこそ営業としての本当のやりがいがあると私は思っています。物流レンタルという分野は、まだまだ発展途上。だからこそ、柔軟な視点と変化を恐れない姿勢を持つ人と一緒に、次の仕組みを創っていきたいです。
日建リース工業の物流レンタル営業は、単に「商品を売る」仕事ではありません。現場の声から新たなニーズを拾い上げ、商品開発や契約スキームそのものを形にしていく。
西村さんのように、自ら考えた提案が全国で活用されていく経験は、この会社ならではのやりがいといえるでしょう。「今あるものを売る」営業では物足りない方にこそ、挑戦してほしいフィールドがここにあります。
引用元:日建リース工業公式サイト
https://www.nrg.co.jp/nikkenlease/butsuryu/
次の営業キャリアに挑戦できる会社
日建リース工業は、建築資材から物流機器まで、幅広い分野でレンタルサービスを展開し、顧客の業務効率化と課題解決を支援している企業です。中でも物流機器レンタルは近年注目されている成長分野のひとつで、提案型営業としてのやりがいを感じられるフィールドです。
建設・介護・イベントなど多角的な事業基盤を持ち、景気変動にも強く、安定して挑戦できる環境が整っています。営業経験を活かし、さらに成長したい方に最適な舞台がここにあります。
